KlugView グローバル投資のポイント | Klug クルーク
今年の冬はかなり厳しい日本の小売業 - 12/01 18:23
厚生労働省が12月1日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、残業時間を示す所定外労働時間は、全産業平均で前年同月比4.5%減となりました。業種別にみると、製造業は、同比11.1%減と、2002年2月以来6年8カ月ぶりのマイナス幅を記録しています。 この結果、従業員の給与も残業代を中心に減少しています。現金給与総額は前年同月比0.1%減と、10カ月ぶりに前年実績を下回りました。内訳をみると、基本給を示す所定内給与は、同比0.2%増となりましたが、残業代を示す所定外給与が同比3.1%減と大きく減少しています。

経済的にはかなり雰囲気が悪くなる今年の年末 - 11/28 23:59
11月28日に発表された10月の鉱工業生産指数は、前月比3.1%低下となりました。発表元である経済産業省は、鉱工業生産の基調判断を「低下傾向」と2カ月連続で下方修正しています。 10月の結果だけでなく、先行きについても非常に厳しい見通しです。鉱工業生産と同時に発表された生産予測指数によると、11月は前月比6.4%低下と予測としては過去最大の下げ幅となり、12月も同比2.9%の低下が見込まれています。仮に鉱工業生産が予測指数どおりの動きを示せば、10-12月期の鉱工業生産は、前期比8.6%の低下と、四半期としては過去最大の落ち込み幅となります。これは、石油ショック時の75年1-3月期の下げ幅(同比6.7%の低下)を上回る過去最悪の数字です。

個人消費の拡大が期待される中国の大幅利下げ - 11/27 18:49
11月26日、中国の中央銀行である中国人民銀行は、商業銀行の基準金利(1年物)を1.08%引き下げ、貸出金利を5.58%、預金金利を2.52%とすること(いわゆる利下げ)を発表しました。今回の利下げは、9月以降で4回目で、利下げ幅が1%を超えるのは、アジア通貨危機時の1997年10月以来11年ぶりとなります。 中国が11年ぶりとなる大幅な利下げを実施した背景に、経済成長率の鈍化があります。中国の今年7―9月期の実質GDP成長率は、前年同期比9.0%増と、10%を超えていた前期までと比べ大幅に減速しています。また、世界銀行は、来年(2009年)のGDP成長率を7.5%にとどまると予測しています。中国政府は、雇用を維持するための成長率として8%を強く意識しているといわれていますので、中国政府としては、なんとしてでも8%という水準は維持したいところなのでしょう。


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